Mentor Forのこれまで、そしてこれから目指すこと
メンター事業は自身のキャリア形成の中の原体験から
私たち(株)Mentor Forは、2014年に(株)MANABICIAという名称で
当初は組織開発・コーチング ・研修事業で起業しました。
(2021年4月にMentor Forに社名変更)
このメンターの育成・マッチングという事業は
代表でもある私・池原が、自分自身の
転職、起業、大学院進学、出産、配偶者の転勤といった
キャリア形成、私生活との両立に悩み、迷っていたタイミングで
数多くの、同性のロールモデル、そしてメンター(導き役)的存在に救われたこと
しかしそのメンターを見つけることにはとても苦労をした・・
という原体験が、発端となっています。
そこで、起業して4年目の2018年に、私自身の人材育成・コーチングのバックグラウンドを生かし「他者に自分の経験や知恵をシェアし、育成するためのメンタリングスキル」を体系化。(メンタリングスキルはコーチング を土台に、アドバイス・フィードバック要素が加わります)
次に、全国各地にいる様々なキャリア・ライフ経験を積んでいる女性たちに向けて
メンター養成講座を開始。メンターを増やしてていく活動から小さくスタートしました。
そして、講座修了生が増えてきた段階で、修了生の一部を、「社外メンター」として企業の管理職・管理職候補の女性たちにお繋ぎする、という現在のサービスに繋がっていきます。
以降、ライフイベントとの両立、あるいは男性中心組織の中でのリーダーシップのあり方、マネジメントなどに奮闘している多くの企業の女性リーダー(やリーダー候補)たちに、多様な社外メンターをマッチングして参りました。
このプログラムを通じて、企業の女性リーダー(候補)たちが「リーダーとしての自信を得た」「私でもできるんだ」と目を輝かせて新たなチャレンジ一歩踏み出すようになった瞬間に多く立ち会ってきました。
同時に、社外メンターとして伴走している女性たちからの「自分たちがこれまで苦労してきた女性リーダーとしての経験が、このような形で役に立つなんて」という声の多さに、私自身も驚くばかりです。メンターの方々にとっても、自身の経験をシェアすることで、社会貢献や副業としての新たなキャリア形成にお役に立てていると実感しています。
社外人材により企業内のダイバーシティ&インクルージョンを加速
現在では、当初からある「メンター育成」「女性の社外メンターによる、企業の女性リーダー候補への1on1サービス」に加え、組織風土全般を変革していくための男性管理職・経営に向けたトレーニング、組織全体へのメンタリングスキルの普及促進も加わり、「社外人材による知見の1on1で、多様な人材の育成、組織のダイバーシティ&インクルージョンを加速する」という流れを拡大させています。
そしてここから先に目指すこと。
私たちは、この事業を通じて、「先人たちのキャリアの知見を次世代に繋ぎ、伴走する仕組みを創ることで、個々人が、自分のキャリアの可能性を最大化できる社会」を創りたいと思っています。
その結果、能力と可能性がある女性が、「女だから」ということでキャリアアップの階段を外されることなく、マネジメントにも進んでいけるようになる。
自分らしいリーダーシップを発揮していけるようになる、とそう信じています。
女性による女性のエンパワメントからスタートした本事業ですが「先人による知見シェアと伴走=メンタリング」という手法と仕組みを社会に広めていくことで男性・女性という性を超えて、一人ひとりが、自分らしく輝いていける社会を創っていきます。