初めて管理職となった女性へ、Mentor For公式メンターからメッセージやアドバイス(管理職経験に関するアンケートを実施しました)

初めて管理職となった女性へ、Mentor For公式メンターからメッセージやアドバイス(管理職経験に関するアンケートを実施しました)

 

 

女性リーダーのロールモデルが日本全体で不足している中、あらたに管理職に着任し様々な困難に立ち向かっている女性に向けて情報が提供できないかとMentor Forは考えました。
そこで、管理職経験のあるMentor Forの公式メンターに向けてアンケートを行い、管理職に
なる前となった後の心境の変化、管理職のやりがい、女性管理職の苦労と乗り越え方などについて
調査しました。

プレスリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000037706.html

 

調査概要

Mentor For公式メンターのうち、以下に当てはまる方へのアンケート調査
・課長・あるいは課長相当の役職以上で管理職経験をされていた方
・管理職に就いていた間に、部下の育成に関わっていた方
・管理職に就いていた時期が1年以上の方

タイトル:管理職経験に関するアンケート
調査期間:2024年5月1日(水)~2024年5月8日(水)
調査方法:WEBアンケート
サンプル数:38
調査主体:株式会社Mentor For

 

回答者について

  • 回答者の約9割が女性(89.5%)

 

  • 8割以上が、従業員規模101名以上の会社に勤務(86.8%)

 

  • 経験した最終役職「経営・役員・本部長・部長」以上が約7割(71.1%)、11名以上の育成を行った人が約6割(57.9%)


 

初めて管理職になる/なった女性へのメッセージやアドバイス

・管理職になったからこそ見える景色があります!手に入れた自由(権限や責任も含め)を思い切り楽しんでください!

・マネジメントは、未来に向けて継続していくものです。終わりはないです。
なので、失敗も想定外も、過ぎれば一瞬!未来に向けて、先の長い道を、あなたらしく、楽しんで進んでいってください!

・色々な制約はあるかもしれませんが、自分がやりたいことをやりたいようにやれる裁量権が大きくなること、また、人の成長を支援できること、管理職は素敵なチャンスだと思います。
そして、何かに迷ったら一人で抱えずに上司や管理職の先輩に相談してください。助けてくれる人は思った以上にたくさんいるはずです。

・自分1人で抱えずに、メンバーを信じて、組織で仕事に取り組んでいきましょう!

・ご昇進おめでとうございます!あなたのこれまでの成果と可能性が、新しい道を切り開きましたね。どんな経験もあなた自身の宝物になります。楽しむことだけでなく、苦しいことも、あなたの力になると信じて、進んでいきましょう!

・新しい世界へようこそ!戸惑い悩むこともあると思いますが、管理職になった皆が通る道であり、先人の知恵が必ずあります。一人で抱えず先輩管理職に相談してくださいね。皆経験があることなので温かく受け止めてくださると思います。

・こんなに面白い仕事ないです。

・新たなステージに立たれた景色はどのように見えるでしょうか。
管理職になったということは「管理職としての役割を果たせる」という貴女への評価と期待の表れです。これまでの貴女の良さ、得意分野を活かし、新たな課題に挑戦しながら自分を広げていってください。
管理職として経験を積むことは「視座が上がる」「多様な人材とのコミュニケーションスキルが上がる」「チームで仕事を達成する喜びを味わえる」ことにつながり、それを通じて「自己の成長実感」を得ることができます。自己の成長により「自分が仕事や社会生活でやりたいこと」への関与度や影響度を大きくすることができます。苦労や困難もあるかと思いますが、そんな時こそ「学び」が大切です。自分を磨き、より良い人生を送れますよう、心より応援しております。

・初めてのことも多く、悩まれることも多いと思いますが、会社は貴方に期待しているのです。不安やわからないことは、どんどん周りの先輩に聞くことも良いと思います。管理職のあり方も一つではないと思います。ご自分らしく、そしてご自身のライフワークバランスも考えながら頑張ってください。

・管理職登用、おめでとうございます。新任管理職として沢山の夢や希望に溢れていると思いますが、先ずはご自身の気持ちに正直に、そして”やりたい事”を素直に表現していけば、例え困難なことがあっても、きっと上司や部下、そして社内外の沢山の仲間が貴方を助けてくれます。自信を持って、ご自分らしく、新たなキャリアを歩んで行ってください。

・男性優位の環境の場合でも仲間を探して、相談できる環境を作ってください。独りでいると潰れます。

・最初から完璧な管理職を狙わず、自分の日々の成長を楽しんでください。諦めなければ何とかなります。

・初めから上手くいかなくても、出来たことが一つでもあれば、自分にOKを出して欲しい。

・今、どのような気持ちですか?ポジティブ、ネガティブすべての気持ちを受け止めてみましょう。その上で2年後に振り返ってみてください。どのような変化があったか振り返ることでご自身の成長を実感できると思います。そして、管理職になることで新たな人脈も広がります。同じような環境(初めての管理職同士や両立など)の方など気軽に相談できる人を見つけると良いと思います。マネジメントになると相手の話しを聞くことも多くなりますが、ご自身の話し相手がいることで気持ちも楽になります。

・自分なりのスタイルをみつけて、欲張りにいろいろなことにチャレンジしてほしい

・最初は経験もマネジメントの知識もなく戸惑うことも多いと思います。しかし、社員に寄り添い彼らの話に耳を傾ける、これだけでもまずは十分です!社員の皆さんと一緒に、一歩ずつ成長していこうくらいの気持ちで焦らず構えてみてください。
自分のペースで焦らず頑張ってください。必ず誰かがあなたのことを応援してます。

・管理職の仕事ほど、自分らしさを発揮できる仕事はないと思っています。あなたらしく、自分のペースで、とはいえ主語を「組織」「部下」「事業」にしながら、管理職を楽しんでください。心から応援しています。

・会社や周囲からの期待は何か?自分が実現したいことは何か?自分が今できることは何か?の三点から、自分がすることを(あまり思いつめず)決めていくことが一番でしょうか。次いで、自分を助けてくれる、アドバイスを求められる人を一覧化して、自分にはこういう人たちがいることを忘れずにいること、そして実際に助力を恐れず求めることが二番目でしょうか

・管理職の面白さは自分で決められることです!従来のやり方に捉われず、こうした方が良い、面白いのではと思うことを是非実行してみてください。メンバーや自分の上長もうまく巻き込んだり頼ったりして、1人で全てやろうとせず抱え込まないようにしてくださいね。また、会議で日中のスケジュールが埋まりがちな方は、スケジュールを先にブロックして自分の執務時間や考える時間を確保すると、余裕が生まれるのでおすすめです。試行錯誤しながら、楽しんでくださいね!

・色々ハードルがあると思いますが、仕事は自分だけではなく上司、同僚、違う部署の人、メンバー、たくさんの人が協力してくれます。孤独を感じたときは、社内外誰でもいいので溜め込まず誰かに相談しましょう。自分がどんな仕事をしたいか、どういうチームを作りたいか、ビジョンを持って進めればきっと大丈夫です。

・自信がないこと、失敗すること、は、一生懸命取り組んでいる証です。私も日々落ち込むことばかりです。ダメな自分も受け入れて、一緒にどんどんトライしましょう!

・責任やプレッシャーも多くなるとは思いますが、誰かが評価しできると認めてくれたから管理職になっていると思います。期待してくれている人達に感謝すると共に、気負いせず、自分の力を信じて頑張って欲しいと思います。

・いろんな悩みがあるかと思いますが、100%を目指すのではなく、悩みながら成長する過程も大事な人生の一場面として味わえるといいですね。

・良い管理職になれるか、なれないかなんて、誰にも分かりません。でもこれまでの過去の実績、あり方が評価されて今、管理職になったのだから、その過去には自信をもってください。予測して選んだのは会社ですので(笑)。あと、多様な価値を支えるためには多様な管理職が必要です。その1人になったと思って、自分の個性を大切な武器にしてください。楽しいから大丈夫!

・「管理職」とあまり意識しすぎず、これまで通り自分らしく、楽しく仕事をしていったらいいと思います!
どこまでいっても管理職は常に不安と心配に囲まれていると思います。が、何より「人を通じてコトをなす」をとことん経験できる最高のチャンスだと思います。失敗も後悔もつきものだと思って、とことん悩み、とことん楽しんで下さい!応援しています!

・誰かになろうとせず、自分らしく輝いて欲しい。その為には、自分の強みや改善機会を認識して、強みを活かす。自信を持つ!

・マネジメントのあり方も多様で正解はありません。自分の想いと周りの人を大切にチャレンジし続ければ、自分らしいマネジメントスタイルが必ず見つかります。マネジメントとしての新しい旅を楽しみましょう!

・私自身もそうでしたが、まじめな女性ほど「管理職はこうあるべき」と、自身のハードルを自分で上げているように感じます。管理職だからといってスーパーマンである必要はなく、業務の細部にわたる知識が必要なわけではありません。
自分が部下だった時の「上司」を思い出してみてください。尊敬できる上司は「スーパーマン」や「業務に長けた人」だけではなかったはずです。所属する部門で求められていることは何かを考えながら、自分らしい「管理職」を目指してください!

・管理職も初級から上級まで、道のりは長く、いろいろなタレントの集まりです。会社からのミッションは重く大きくなりますが、そのプロセスに正解はない。短期的な成果や自分の成長を焦ることなく、自身の強みに焦点を当て、その強みは組織に対して多きなメリットなので、自信をもって組織へ還元していってください。

・うまくいかなくて当たり前、lower hanging fruitから着手する。リーダーとして成果を残すのはそれなりに時間がかかるので臨機応変さとbuidling blockしていく忍耐が大切。

・一人で抱え込まず相談する、社内が難しいようなら社外の人も頼る。
全てを完璧にしなくてはいけない、と思い込まず、部下を頼るのも大切です。

・ちょうど良いロールモデルがいなくても、「大谷翔平ならこの状況をどう乗り切るか」「有働由美子さんならどんなアドバイスくれるかな」というように楽しみながら考えてみるのもよいです。

・管理職になったということは、これまでの働きぶりや周囲への影響力をもとに、会社から何等かの期待を受けているということ。管理職になったからといって気負わず、これまで通り自分らしく取り組んでみてください。

・管理職になれば、これまで以上に多くの情報が入ってくるようになり、スピードも求められます。そして、自分の裁量が増え、やれることも増えてきます。とても魅力的な世界です。
“管理職になった理由が必ずある” ので、自分らしく、管理職を楽しんでくださいね。 

・男女や経験を問わず、ミドルマネージャーの役割は、その難度が増すと共に重要度もますます高まっています。VUCAの時代に、組織が変化に対応できるかどうかは、トップの舵取りはもちろんですが、組織の血管とも言えるミドルマネージャーが鍵を握っています。誰がマネージャーになっても、大変な時代です。従来のマネジメントスタイルに囚われずに、自分らしいスタイルで切り拓いていってください。そして、心身共に、自分自身のケアを優先して、自分を整えるための時間に投資することを忘れないでください。「酸素マスクは自分から」という言葉どおり、セルフケアをすることが、周りやチームを守ることにつながります。管理職の皆さんが生き生きと楽しく生きている姿こそが、次に続く方々への最高の応援になると思います。

・誰でも初めから管理職を100%できるわけではありません。必要以上に責任感や達成度合いを背負いすぎずに、管理職の1年生であると思い、自分らしいリーダーであることを自分に許してリーダーシップとマネージメントに対する学びを深め成長していってください。
また自己啓発は会社とは別に自力で行っていただくとよいと思います。コンセプチュアルスキル、またヒューマンスキル(参照 https://hr-trend-lab.mynavi.jp/column/management/5961/)について、いろいろな書籍があるので、ぜひ手に取ってみてください。

・ビジネスにも人材育成にも絶対的な正解はないので、色々と「実験」をしながら、新たなチャレンジを楽しんでください。わからないことは一人で抱え込まずに、相手(部下、上司、同僚など)に聞いてみると良いと思います。